北海道シリーズ8(最終回)

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ノビタキ(メス)

 

結局、道の駅かみゆうべつ温泉には6泊しました。今回の北海道遠征では、2015カットを撮影しました。自分の中でのベストショットが上の一枚です。エゾノシシウドの上に止まった瞬間を撮りました。羽を上げたところが撮れました。動きのあるところが撮れ、自分としては気に入っています。こちらがノビタキのメス、お母さんです。
これで北海道シリーズは終わらせて頂きます。いかがだったでしょうか。
今回の撮影で、もっと集中して撮らなくては、もっと粘って撮らなくては、と思うシーンがいくつもあり、まだまだだなあと感じています。これからの撮影に生かしていきたいと思っています。たくさんの方からコメントをいただき、感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。


北海道シリーズ7

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ノビタキ

 

ノビタキは、北海道では普通に見られる野鳥です。でも、そのノビタキがなかなか撮ることができずに、内心焦りがありました。やっとワッカ原生花園で撮影できそうなノビタキに出会いました。しかも2家族です。どちらの家族も巣立ちが近いようで、親鳥が巣立ちを促しているようにみえました。ノビタキのオスは、頭と顔そして背中と尾が黒くなっています。これは夏羽です。ノビタキは旅鳥なので、北部九州でも渡りの途中に見ることができます。ノゴマほど見ることが難しくありません。時期さえ把握しておけば、意外に簡単に見ることができます。しかし、このように真っ黒ではありません。体全体は、メスと同じように茶色です。夏服に衣替えをしたところでしょうか。北海道は、繁殖地なのでオスは派手になっているのでしょう。オレンジ色のよだれかけがとても印象的で、かわいい鳥です。エゾノシシウドに止まったところを撮ってみました。次の日の早朝、同じ場所に行ってみましたが、2家族共すでに巣立った後のようでした。無事に巣立ちができて良かったです。ノビタキが撮れてほっとしました。

北海道シリーズ6

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ノゴマ

 

コムケ湖の次は、道の駅かみゆうべつ温泉から約45キロメートル、車で約1時間のワッカ原生花園に行きました。今年行った原生花園の中で一番鳥が多いように感じました。ワッカ原生花園は、サロマ湖畔にあり、ネイチャーセンターの施設もあります。サロベツ湿原ほどではありませんが、観光バスに乗って団体客も来ます。また、観光用の馬車もあり多くの方が利用しています。観光客が来ると撮影には不向きなので、観光客が来る前に撮影することにしました。3時起床、5時撮影開始です。ネイチャセンターは8時開館ですので、5時から8時頃までは撮影できます。さすが、この時間帯は観光客はいません。
ワッカ原生花園でノゴマに出会いました。北海道では、ノゴマはいたるところにいます。北部九州では、渡り途中、ほんの短い期間だけしか見ることができません。だから、珍しい鳥でもあるし、憧れの鳥でもあります。ノゴマは、目立つ枝先に止まりよくさえずるので、目立つ鳥です。エゾノシシウドに止まってさえずっているところを撮りました。のどの赤色、背景の青色、そして草の緑色、色の三原色です。

北海道シリーズ5

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ベニマシコ

 

クッチャロ湖キャンプ場で4泊し、次のベースキャンプに移動しました。第2次ベースキャンプは、道の駅かみゆうべつ温泉チューリップの湯です。クッチャロ湖からオホーツク海側を南に約150キロ行ったところにあります。ここの道の駅では大変人気があり、車中泊している車が40~50台はあります。道の駅が温泉ということも人気の一つとも思われます。ベースキャンプを張るのに必要なことがそろっています。水洗トイレ、入浴場、レストラン、コンビニ、スーパー、ガソリンスタンドなどです。ただ、コインランドリーは車で約17キロメートル離れた隣の町遠軽(えんがる)まで行かなくてはなりません。そして、炊飯場がないのがやや不便です。
道の駅かみゆうべつ温泉から約15キロメートル離れたコムケ湖に行きました。ここでベニマシコに出会いました。観光地ではないので、車で湖畔まで入って行けます。雨も降っていたこともあり、車の中に三脚を立て、窓からレンズを出し、ベニマシコが良いところに止まるのを待ちました。オオジュリンのところでも書きましたが、ベニマシコは北部九州では冬見ることができます。でも、こんなに赤くはありません。北海道で繁殖しているため、特にオスは赤色が増し派手になっています。


北海道シリーズ4

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オオジュリン

 

今度は、クッチャロ湖キャンプ場から車で約10分の所にあるベニヤ原生花園に行ってみました。昨年は、クマが出たということで入園禁止になっていましたが、今年は、一部入れるようになっていました。ここの良いところは、比較的自由に三脚を立てられることです。背景や光線状態を考えて撮影ポジションをとることができます。また、サロベツ湿原に比べ観光客や野鳥カメラマンも少ないです。ベニヤ原生花園では、枯れたコバイケイソウによく止まるオオジュリンと出会いました。九州北部では、冬葦原で見ることができます。その時は、体全体が茶色です。しかし、北海道では頭が黒くなり、別の鳥かと思うほどです。これは、夏羽と冬羽が違う典型的な例です。北海道の繁殖地では派手になるようです。また、鳴き声も九州では地味な地鳴きですが、北海道ではさえずります。九州北部では、聞くことができないさえずりを聞くと、嬉しくなるし、北海道に来たという感じがします。今年のベニヤ原生花園は、常連のノビタキやコヨシキリが少ないような気がしました。撮ることができる野鳥が少なかったです。しかし、アマツバメやオジロワシを見ることができました。


北海道シリーズ3

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ホオアカ

 

サロベツ湿原の木道付近で、子育てをしているホオアカと出会いました。ちょうどコバイケイソウの上に止まってくれました。下の方のオレンジ色したのが、昨日ブログに書いたエゾカンゾウです。木道の上に三脚を立てると通行の邪魔になるので、一脚で対応しました。カメラはニコン1v3、レンズはズームニッコール70~200ミリです。
北海道での撮影では、ベースキャンプを張るようにしています。第一次ベースキャンプは、クッチャロ湖キャンプ場です。もちろん有料で一人一日200円と大変お得な料金です。クッチャロ湖キャンプ場からサロベツ湿原まで約65キロメートル、車で約1時間20分です。やや時間がかかりますが、ベースキャンプを設けると生活が安心できるし、計画が立てやすいです。クッチャロ湖キャンプ場は、周辺の町も含め、生活するものは全てそろいます。入浴のための温泉・ガソリンスタンド・コンビニ・スーパーマーケット・ドラッグストアーが車で5分程度で行けます。それにキャンプ場ではゴミを分別をして捨てることができるし、洗濯機と乾燥機があるので服や下着を洗うことができます。炊事場もあるしトイレは水洗できれいです。北海道の朝は早いので、毎日3時起きです。撮影5時ごろから始めました。


エゾシカ

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エゾシカ

 

シマアオジを撮影していると、エゾシカの群れがサロベツ湿原の中をかけて行きました。エゾシカは、九州で見るシカに比べ二回りほど大きいです。エゾシカとぶつかって交通事故が起こっているようです。電柱には、番号が書いてあり、もしエゾシカとぶつかってしまった場合は、警察に連絡するように張り紙が貼っています。そのときに、電柱の番号を知らせるようになっています。
サロベツ湿原に野鳥の撮影に行くのは、エゾカンゾウ(ユリ科)が咲いているからです。そのエゾカンゾウに野鳥が止まるを撮りたい。ネイチャーセンターの方の話によると、今年は順調にエゾカンゾウが育ってましたが、6月の遅霜で打撃を受けたそうです。だから今年もエゾカンゾウの咲き具合は悪かったです。おまけに、エゾカンゾウをシカが食べるところを見たという方もおられました。


プロフィール

ynom

Author:ynom
2008年の3月に早期退職をし、現在フリー。野鳥・野草・風景など自然を被写体として撮影している。主に九州で活動している。日本野鳥の会筑豊に所属している。また、日本自然科学写真協会(SSP)会員。

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